WEBアプリ

WEBブラウザ上で動作するウェブアプリケーションです。ユーザーは各種SNSやメールアドレスで簡単ログイン。ブラウザにアクセスするだけで、すぐにサービスをご利用できます。

WEBアプリとは？

WEBアプリとは、インターネット上で動作するアプリケーションのことを指します。具体的には、皆さんが日常的に利用しているインターネットのブラウザ（例：Google Chrome, Safari, Firefoxなど）を通じてアクセスし、使用することができるツールやサービスのことです。

例えば、オンラインショッピングサイトや、天気予報のサイト、オンラインの辞書など、ブラウザを使って情報を取得したり、何らかの操作を行うサイトの背後には、WEBアプリが動作しています。

WEBアプリの魅力は、特定のアプリをインストールする必要がなく、ブラウザさえあればどのデバイスからでもアクセスして利用できる点です。これにより、いつでも、どこからでも、必要な情報やサービスにアクセスすることが可能となります。

WEBアプリのメリット

Webサイトから直接利用できるので、ユーザーはストアを経由せずに簡単にアクセスできる点が強みです。そのため、利用する際の敷居が低いです。さらに、アプリを公開する際の審査が不要で、設計に対する制約も少ないので、制作の自由度が高いです。それに対して、ネイティブアプリはストアの厳しい審査を通過する必要があるので、リリースが遅くなることもあります。ネイティブアプリと違い、Webアプリは開発にかかる費用が低く抑えられるのも大きな利点です。これは、特定のOSに依存せず、また工程がシンプルであることが理由です。

PWA（プログレッシブウェブアプリ）とは？

PWA（Progressive Web Apps）は、ネイティブアプリのような体験をWeb技術で提供する新しい形態のアプリケーションです。スマホやタブレットなどのデバイス上でWebアプリとして動作し、ユーザーにとっては通常のネイティブアプリのように利用できます。

従来のネイティブアプリ開発の課題として、iOSとAndroidという異なるプラットフォーム向けにそれぞれ個別にアプリを開発しなくてはならない点が挙げられます。この2つのプラットフォームに合わせた開発は時間とコストがかかることが多いです。しかし、PWAはクロスプラットフォーム技術を採用しているため、一度の開発で複数のプラットフォームに対応するアプリを作成できるのが大きな特徴です。

加えて、PWAは高速なページ読み込みやスムーズなユーザーインターフェースを持っているため、その使い勝手は非常に良いです。そのため、Googleなどの大手IT企業もPWAの採用を積極的に推奨しています。

PWAが注目されている背景

Webアプリの利点とネイティブアプリの利点を組み合わせている点が挙げられます。この新しいアプリの形態は、モバイルやデスクトップの両方で最適な体験を提供することを目指しています。

PWAはブラウザを介してアクセス可能であるため、ユーザーはアプリストアを経由せず、URLを通じて直接アクセスすることができます。また、Webベースであるため、更新も簡単で、ユーザーが新しいバージョンをダウンロードする必要がありません。

日本をはじめ、多くの国で大手企業がPWAの採用を進めているのは、これらの特徴により、ユーザーのエンゲージメントを高め、ビジネス成果を向上させることが期待されるからです。GoogleやYahoo! JAPANなどのポータルサイトがPWAを導入することで、多くのユーザーに対してこの新しい技術の利点を示すことができ、他の企業も追随する動きが見られるようになりました。